クラウドとデータ消失に関するミニセミナー開催します(in福岡・東京)

今年6月、レンタルサーバー事業者である「ファーストサーバ」において大規模なデータ消失事故が起こりました。同事故では、5698件に及ぶ利用者が被害を受け、最終的にファーストサーバ側が復旧を断念したことにより、データの復旧は不可能となりました。
データを他人に預けるホスティング、ASP、クラウドのセキュリティ上のリスクがいよいよ具体化し、このような事案が発生した場合、利用者は何を主張できるのか、事業者はどんな責任を負うのか、クラウド利用の際、これを事前に想定しておくことが必須であることが、今回の事件ではっきりしたと思われます。
そこで、この度、一般社団法人クラウド利用促進機構(CUPA)のオープンクラウドキャンパス主催のセミナーにおいて、ホスティング、クラウドにおけるデータ消失に関する法的検討と題する講演を行うことになりました。
同セミナーは、東京会場と福岡会場とをustreamで結び、2会場で双方向の議論を行う形式で行われる点で特徴があり、場所的限界を超えた聴講、交流を行うことができる実験的なイベントです。
福岡の運営では、九州の情報セキュリティ勉強会である、北九州のセキュ鉄、福岡のばりかた勉強会、hack in the cafe fukuoka、熊本のセキュリティさくらの共催、協力をいただいております。
話者は、株式会社ディアイティの河野省二さん、atoll project Archtectの川田大輔さん、それに私の3人です。
私の講演では、クラウドサービスにおけるデータ消失リスクの法的検討及び論点整理を行いますが、利用者、事業者それぞれの立場から、問題を検討する一つの材料を提供することが講演の趣旨です。
河野省二さんからは、「クラウドサービスの構造と責任分界点」というお話をいただきます。クラウドサービスの技術的なお話と、利用者、事業者の責任の持ち方についてのお話があるのではないかと存じます。
また、クラウドとデータ消失から少し離れて、川田大輔さんから、アノニマスに関するお話をいただきます。
いずれも、最新の時事ネタで、関心の高い分野ですので、平日夜の開催となりましたが、関心とお時間のある方は是非、御参加いただければと存じます。
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※追記:既に東京は85名の枠が埋まり、補欠者含めて応募が99名に達しているようです。